2010年9月19日日曜日

パンダフルライフ

昨日、映画「パンダフルライフ」
今年2月15日テレビ朝日で放送された
「それでもパンダの飼育員になりたい
~中国に渡った日本人女性の挑戦」
写真集「コロリンコパンダ」など
日本で多数のパンダ映画や作品を
企画制作されている(有)龍影の
神宮オフィスにお邪魔してきました。

スタッフは、四川省出身のパンダ好きの女性と、
北京で中国語を勉強されて帰国後パンダが
好きでこの仕事をはじめたという女性。
とにかくパンダが好きというお二人と
パンダ好きの私が顔を揃えたということで、
1時間半に及ぶ会話の中身はとにかく「パンダ」。

実は私はこれらの作品が大好きなのですが、
この会社が企画制作されたものとは今まで知らずに
きたのです。 しかも、監修は「パンダパパ」
と呼ばれる世界のパンダの権威、成都パンダ繁殖基地主任
張志和さんです。

日本ではパンダを可愛い動物として取り上げている
作品はいくつかありますが、
長い年月をかけて中国成都で撮影し、
パンダのおかれる厳しい現実を正面から受け止めている
作品となるとそう多くはありません。

「パンダフルライフ」は、日本の
和歌山アドベンチャーワールドで
生まれ育った双子のパンダが4歳まで日本で育ち、
その後 2頭揃って成都に帰っていく実話の作品です。
その成長過程や飼育員達との別れ、
大人になっていく姿など、パンダの素の姿を
つぶさに描いています。
パンダは通常双子を産むと、母親は1頭しか
育てないためもう1頭は死んでしまうのですが、
この和歌山の母親パンダ梅梅(メイメイ)は
世界ではじめて双子を同時に育て上げた
肝っ玉母さんパンダなのです。

「パンダフルライフ」はそうしたパンダの行動を
知るためにも大変貴重で、私が今回パンダ保護大使に
応募するきっかけとなった作品の一つです。

皆さんも、是非見てみてください。
DVD絶賛発売中!
「パンダフルライフ」




昨日の出会いを通じて、
世界は広いようで実はたった一つの共通点により
繋がっているということを改めて実感しました。
今回の「パンダプロジェクト」のおかげで
素敵な出会いがあり、嬉しく思っています。

明日20日はフジテレビと日本テレビの取材を受けます。
次回はその取材内容について書きたいと思います。