2010年9月23日木曜日

「パンダプロジェクト1日目」

こんにちは!
昨日成都に到着し、本日は午後4時まで自由時間でした。
他の候補者達は飛行機の遅延等により、全員が集まったのは
4時過ぎ。PAMBASSADOR上位12名が発表されてわずか
一週間。世界中の全員が集まることが出来たことが奇跡に思えます。

本日、4時にまずはホテルの一階レストランで簡単なミーティング。
5時半から夕食会、美味しい四川料理をいただきました。

パンダ保護大使上位12名 (すみません、1人欠けています!)













「中国がはじめて」、「お箸を使ったことがない」という候補者達のために、
一生懸命レクチャーしました。

四川料理 「老房子」にて














それにしても、1月ちょっと前には、このプロジェクトについて
知らなかった12名が、慌ただしいビデオ撮影と投票の末、
こうして世界中から集まっているんです。感慨深いものがあります。

これも、ひとえに皆様の暖かい応援のおかげです。
改めて、ありがとうございます。

同じように準備の為に徹夜を繰り返し、
慌ただしく飛行機に飛び乗ってきた候補者達。
中には「スーツケースは後から来る、俺だけ先に来ちゃった」
という人もいます。
皆口を揃えて「人生の中で一番中身の濃い一週間だった」と
言っていました。

食事の後は、歓迎レセプション。
地元テレビ局や地元の人たちが大勢参加する中、
様々な四川省特有の催しが行われました。
その中でも驚いたのが、四川省で有名な「変面ショー」
次々と演者の顔が変わっていくのですが、そこで
まさかのドラえもん登場!!

ドラえもん・・・これはありですか?













私たちもステージに上がり、中国のマスコミ向けにスピーチを
行いました。私は・・・中国語のスピーチにチャレンジしました。
遠い客席からも「うぉ~!」という声と拍手が聞こえたので、
「中国語を話しているらしい」ということだけは伝わったのだと
思います。

また、それぞれの候補者達に、成都滞在中様々なことを
お世話して下さるお世話係の家族が紹介されました。
私のホストファミリー(こちらではそう呼ぶのです)は
ドイツ人のお父さん、中国人のおばあちゃん、お母さん、
そしてハーフの10歳と6歳の可愛らしい女の子です。
5人でステージパフォーマンスをしてくれました。
胡弓に合わせて李白の詩を歌ってくれました。

私のホストファミリー(紛らわしいですが、宿泊はしません)













ホテルの周辺は、パンダプロジェクト一色です。
いたるところにポスターやパネルが設置され、
一日で町全体がぱんだぱんだになりました。
このプロジェクトが中国の人たち、そして世界中の人たちに
とってどれだけ大切か、改めて実感しました。

ぱんだぱんだぱんだ













明日はいよいよ成都パンダ繁殖研究育成基地に行きます。
パンダに会うことは出来るのか?
パンダを絶滅の危機から救うための活動がはじまります。
現地レポート、お楽しみに!

Pambassador Yumiko Kajiwara